埼玉県西部地域振興センターが取材
埼玉県西部地域振興センターでは、NPOの活動内容を広く県民に知ってもらうため、事業所等を訪問して取材をおこない、ホームページに掲載する活動をすすめているが、このほど市内緑町で精神障害者福祉施設を運営する特定非営利法人・颸埜扉(しのひ=榎町=)を訪問した。
颸埜扉は、精神障害者が地域社会に参加することを支援するNPOで、県では平成19年に特定非営利活動法人に認定。現在は喫茶店を経営するほか、地域活動支援センター・颸埜扉と、多機能型事業所「颸埜扉カルミア」(就労型継続支援B型・就労移行支援)を設置するなど幅広く事業を展開している。
喫茶店では、接客やコーヒー挽きなど通して、身だしなみや言葉遣いなどのマナーを身につけ、人間関係を円滑にすることを目標に支援をおこなっており、地域活動支援センターは通所者が自由に過ごせる居場所になっているが、一方の「カルミア」にはリサイクルショップと厨房が併設されており、就職を希望する通所者がリサイクル物品の管理やお菓子づくりをおこなうことでお互いの協力・連携がスムーズになるよう支援している。
なお、颸埜扉では文化活動も盛んで、絵画や書などの作品は市役所ギャラリーでも「こころの美術展」として出展されている。
施設の管理者でもある理事の色摩(しかま)さんは「私達の活動の基本は1人ひとりの置かれた状況を把握して相談に応じ、その人に合った社会参加の方法を見つけ出し支援することです。それぞれの心を理解することで、その先に就労への道があると考えています」等と述べている。


