評判は上々・熊谷スミエ理事長に聞く
市役所1階正面玄関入口付近にオープンした社会福祉法人・所沢しいのみ会(熊谷スミエ理事長)の喫茶&食事のコミュニティサロン「どんぐり」が、開店から約1ヶ月半を経たが、利用者の間でも「安い・美味しい・安心・雰囲気が良い」と上々の評判だ。
理事長の熊谷さんは、精神障害者家族会・蒼空会が昭和57年に東久留米保健所管内に誕生した時の中心的な人物。「自分の子どもが退院してもなかなか職場・学校などに戻れない」という実情に端を発し、その受け皿となるべく共同作業所(福祉工房・パン工房などの小規模作業所ほか)を市内や東久留米市・清瀬市などで設立してきた経緯があり、平成8年3月には東所沢に誕生した作業所「所沢どんぐりの家」の初代所長も歴任。また同時に設立された「所沢蒼空会」でも初代会長・立花悦子さんらとともに運営に携わってきた。
こうした経緯から会の目的でもある「精神障害者の働く場の創出」という点でも、今回の所沢市のテナント募集に応募したが、応募には10社ほどが名乗りをあげ、市側からも「社会的活動の実績はあるが、選ばれた以上、あくまでも『一つの事業者』として福祉の名に甘えることなく、しっかり運営してほしい」という要請にもきちんと応じて毎日の運営にも携わっている。
スタッフは4人、加えて調理係・ホール係・出前係など13人体制。メニューは軽食20種類(パン・ケーキ含む)、ソフトドリンク18種類で、庁内の出前(弁当など)にも力を入れている。手作りカレー・手作りパンなど特に人気があり、利用者からは「店員さんも落ち着いて仕事をしているし、気さくに話ができる雰囲気も気に入っている」等々、なかなか順調のようだ。
熊谷さんは「これからも安くて美味しい手作りのメニューを提供し、利用者の方々に安心感をもっていただけるようスタッフ一同、力を合わせて努力していきたい。またメニューもさらに充実させ、夏季にはかき氷等も提供したいですね」と笑顔で語ってくれた。


