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菩提樹池と周辺の緑守る協定

印刷する 印刷する 10月31日(土曜日)

県・市・西武鉄道と地元4団体

県庁で関係者出席のもと調印式

 埼玉県・所沢市・西武鉄道㈱ほか市内の自然保護団体(菩提樹池愛好会・山口の自然に親しむ会・菩提樹田んぼの会・財団法人トトロのふるさと財団)による「菩提樹池と周辺の緑を守る協定書」の調印式が29日、県庁内庁議室でおこなわれた。

 菩提樹池とその周辺緑地は、狭山丘陵のほぼ中央部に位置し、雑木林と湧水が流れ込む溜め池・湿地・小川・水田などからなる「谷戸」を形成。典型的な里山の景観を維持しており、この3ha余りの谷戸地では30種類以上の水生生物をはじめ数多くの動植物が確認され、都市周辺に残された貴重な自然の宝庫となっている。

 今回の協定は、埼玉県が「まちのエコ・オアシス保全推進事業」で公有地化した区域と、所沢市が地権者から寄付を受けた区域を中心に、菩提樹池とその周辺緑地の豊かな自然環境・里山景観の保全活用をはかり、良好な状態で次世代に引き継いでいくためにおこなったもので、協定の締結式では上田知事・当麻市長・西武鉄道の後藤高志社長はじめ、関口幸男(愛好会会長)・榎本勝年(親しむ会代表)・佐藤雅生(田んぼの会代表)・安藤聡彦(財団理事長)の各氏、また埼玉県のマスコット・コバトンが紹介され、それぞれが協定書へのサインをおこなったが、出席した当麻市長は公有地化の経緯など紹介しながら、「保全事業の対象地として最初に選定されたことをたいへん光栄に思う。今後は行政と地元団体・西武鉄道が一体となり、緑地の保全管理をおこなうことになるが、それぞれの役割を確認しながら新しい保全管理の道筋が開かれるものと期待している」等と述べた。

 なお、今後の活動は保全活用の方針に従って生物の多様性に配慮した保全活用・持続的な保全活用・保全と利用のルールづくりと県民市民への公開・子ども達の環境教育体験活動・環境モニタリング調査・キャンペーン・技術協力など進めていくとしている。

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