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圧巻の模擬合戦・勇壮な武者行列

印刷する 印刷する 5月22日(火曜日)

柳瀬地区最大の名物行事へ大きな一歩
第1回戦国滝の城まつりに5000人

 第1回戦国滝の城まつりが、同実行委員会(委員長=新井利夫・滝の城跡保存会会長)の主催、所沢市・市教委・観光協会・商工会議所の後援により20日、滝の城跡=城山神社を中心に盛大に開催され、延べ5000人もの見物者が集まるなど、所沢での新たな名物行事が誕生した。

 滝の城跡は、柳瀬地区・城地域に所在する中世の城跡で、戦国時代末期には北条氏に属し、秀吉の小田原攻めで廃城となったものの、中世城館跡の様相をよく残していることから、県の史跡にも指定されているが、まつりはこの貴重な城跡を広く人々にアピールすることと合わせて、地域の活性化につなげたいと保存会を中心に実行委員会を結成して準備を進めてきたもの。

 この日は、JR東所沢駅前に約500名が集うなか、南永井囃子連のお囃子に合わせて約80名の武者行列が城跡に向けて出発。武士に扮したのは保存会メンバーや子ども達を含めた地元住民、さらに先週13日に寄居町で開かれた第51回寄居北条まつりの関係者ら総勢80名で、本格的な鎧を身に付けての勇壮な武者行列に沿道もたちまち住民らで埋め尽くされた。

 城跡では、忍者修行や天神太鼓の披露、さらに「航空戦士トコロザワン」ショーや「ZAWAガール」によるミニコンサートもあったほか、ズラリと並ぶ各種露店も賑わいを見せていたが、午後には武者行列が本丸(神社境内)に入陣。ここでは新井実行委員長が、まつりの趣旨に触れながら挨拶したほか、藤本市長や隣りの清瀬市の渋谷市長、さらに柴山代議士らが「こんなに大勢の人々が集まったとは予想を遥かに超えるものだ。滝の城は県の文化財にも指定され、地元保存会の方々が何十年と守ってきたところ。全国から甲冑隊の方々にも協力いただいており、地域の歴史・伝統を大切にする行事として発展していくものと確信している」等々と激励の言葉を贈った。

 なお、このあとには北条軍と武田軍による本格的な「模擬合戦」も披露され、さいごには和親式で締めくくったが、集まった住民らは「こんなに大々的なイベントとは思わなかった。柳瀬地区最大の伝統行事として定着するだろうし、たいへん意義のあるまつりだった」等と振り返るなど、予想以上の反響に主催者・関係者も満足感に溢れる表情を浮かべていた。