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地域の貴重な歴史的財産守りたい

印刷する 印刷する 4月30日(火曜日)

甲冑隊が勇壮な合戦のようすを再現
第2回戦国滝の城まつりに延べ3千人

 戦国時代の北条軍・武田軍の甲冑隊による勇壮な合戦の再現および、武者行列などが魅力の第2回「戦国滝の城まつり」が、同実行委員会(新井利夫委員長)の主催、所沢市・市教委・所沢市観光協会・所沢商工会議所の後援により28日、滝の城跡=城山神社を中心に盛大に開催され、天候にも恵まれて延べ3000人の人出で賑わいをみせた。

 滝の城は、平山城式の城で別名「本郷城」ともいい、戦国時代に築かれた。築城者は当時、武蔵国の多摩・高麗軍を支配していた大石氏で、戦国末期には北条氏に属していたものの秀吉の小田原攻めに遭い廃城したが、中世城館跡の様相をよく残していることから、埼玉県の史跡にも指定されている。

 戦国滝の城まつりは、こうした地域の貴重な歴史的遺産を広く人々にアピールし、後世に継承していきたいと、保存会を中心に多くの関係者の尽力によって昨年、初めて開催したところ、予想以上の反響があったため継続して実施することになったものだ。

 当日は、JR東所沢駅前から城跡まで100名を越える甲冑隊による勇壮な武者行列が沿道住民ほか多くの人々から注目されたほか、城跡では本丸・二の丸にて開会式や天神太鼓、航空戦士トコロザワンショー、ZAWAガールによるミニコンサート、迫真の剣舞などが披露されたあと、記念式典では主催者を代表して新井委員長が「このまつりは、地域振興・まちおこしの一環として始めたものだが、こうした城跡が存在するのは滝の城跡のみと思う。これからも地域の宝として皆さんとともに守っていきたい」等と挨拶。臨席した多くの来賓を代表して藤本市長、清瀬市の渋谷市長らが今後の整備方針など説明したほか、

「日本人は歴史・地域に対する誇りを忘れかけているが、こうした点を払拭するのは正にこのまつりだ」等と訴え、さらに柴山代議士、地元市議、氏子会役員および自治会長らが紹介された。

 ここでメインイベントとなる模擬合戦が、今年は「二の丸」にておこなわれ、集まった多くの見物人もその迫力に圧倒されたようすだったが、実行委員ら関係者は「今年も多くの方々の協力によって無事にまつりが開催でき感謝しています。これからも柳瀬地区最大の名物行事として定着するよう努力していきたい」等と話していた。

滝の城まつり①

滝の城まつり②

滝の城まつり③